ソメイヨシノの開花宣言も出された春うららのフィールドワークは、昨年5月の日本橋に続き、山本少年に案内人をお願いして開催いたしました。

今回歩くのは、ようやく移転が完了した豊洲市場と周辺埋立地をミックスした「湾岸地区」です。クルマや電車では行ったことがあっても、ここを歩いて回る人はそんなに多くはないはず。徒歩じゃないと気が付かない湾岸地区の魅力を見つけに、朝10時に銀座・歌舞伎座をスタートしました。

朝礼は三原橋の傍ら。今年のフィールドワーク第一声は副会長ゆっきーから。

案内人の山本少年からコースの概略説明。有名なポイントは自分でググってくださいという塩対応は健在。

最初のポイントは歌舞伎座。明治22年開業、その後4度の改装を経て現在の建物は2014年に建てられました。この日は午前中から公演があるため、その前の道路も大賑わいでした。

遠目に築地本願寺。ここは浄土真宗の寺院で京都・西本願寺が本山です。現在の建物は昭和9年築とのことです。

築地の場外市場です。ここで食事にしようと思いましたが、日曜日の10時過ぎだと開いているお店は少なかったようです。

勝どき橋にやってきました。1940年に竣工したこの橋は言わずと知れた可動橋(跳開橋)ですが、1970年を最後に橋が跳ね上がることはありませんでした。

勝どき橋の前で集合写真です。このとき初めて参加者が35名だったことを知りました(笑)。

高度成長期にはドブのような異臭がした隅田川ですが、今では気持ちの良いお散歩コースも整備されています。

勝どき橋を渡ると月島です。

月島は1892年(明治25年)に完成した埋立地で、1940年(昭和15年)東京万博のメイン会場になる予定でしたが、戦争のため中止されました。

西仲橋を渡ります。人工的な風景ですが、運河、橋、水門を見ながら歩くのも悪くありません。

そしてもんじゃストリートが姿を現します。70軒以上のもんじゃ屋さんがあると言われていて、日曜日のお昼も大混雑で入店待ちの列ができています。

東京に現存する最古の交番「西仲通交番」です。今は「西仲通地域安全センター」となっていますが建物はそのまま残されています。

2001年に建てられた、勝どき地区から朝潮運河を渡って「晴海トリトンスクエア」に向かう歩行者専用橋です(右は黎明橋)。全長94メートルの動く歩道があります。

晴海ふ頭に入ると現れる巨大ビルを繋ぐ「制振ブリッジ」です。揺れを軽減するために造られています。

晴海運河には東京都港湾局晴海線晴海橋梁が残されています。

当時の路線図です。

当時の運送は鉄道が主体だったため、工場地帯だったこの付近には、このような貨物線が必要だったのです。

鉄道オタクでもある山本少年の熱い解説が炸裂しています。

2020東京オリパラの選手村が作られる地区です。

ここは選手村のメインダイニングの予定地。

あちこちで大型ビルの建設が進んでいます。

晴海客船ターミナルにやってきました。国内外の豪華客船が接岸する東京の海の玄関として、東京港開港50周年を記念して平成3年に誕生しましたが、この機能は他に移されることになり、廃止されることが決定しています。

ここからの眺望はホント素晴らしいです。ターミナルは廃止されても撮影スポットとして親しまれることでしょう。

晴海見本市会場の記念碑です。昭和34年に開業して、東京モーターショーやエレクトロニカルショーなどの数々のビックイベントが開催されました。

豊洲大橋を渡ります。

豊洲市場の全景を見渡すことができます。この橋は2018年11月4日に供用が開始されたということは、ゼロ歳児の橋ということになります。

日曜日なので市場はお休みですが、まさに市場、こんな風景が見られます。

ここは、欅坂46の聖地と呼ばれる富士見橋です。デビュー曲「サイレントマジョリティー」のプロモーションビデオの舞台だったそうです。

有明清掃工場の威容。巨大な建造物は見ているだけで感動します。

有明西運河をまたぐ橋のひとつ「青海橋」は1991年に供用開始されたものの1994年に供用廃止され、現在は使われていません。

夢の大橋は最大幅が60m、日本一幅広い歩道橋です。橋の規模の割には人通りが少ないのだが、夜はライトアップされていて、隠れたデートスポットになっています。2020年東京オリ・パラ期間中はここに聖火台が設置される予定です。

パレットタウンと大観覧車はお台場の名所ですが、予定どおりここには寄りません(笑)。

ダイバーシティ前のお馴染みガンダム。ここも通りかかっただけです。

船の科学館は本館展示を休止しています。ゆりかもめの駅名も「東京国際クルーズターミナル」に変更されました。

この建物は東京湾岸警察署です。踊る大捜査線との関係性はないそうですが、2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子が留置されたことでも有名です。

南極観測船「宗谷」は展示公開されています。

先ほど歩いた晴海客船ターミナルの機能は、ここに造られる新客船ふ頭に移管されることになっています。

首都高速湾岸線の東京港トンネルを間近に見ることができます。クルマで通ると一瞬ですが、かなり巨大な建造物です。

お台場海浜公園の自由の女神像は背中から見ました。

レインボーブリッジを背景の記念撮影です。

徒歩でしか行かれない「品川第三台場」。1853年、ペリーの黒船来航に備え幕府はこの地に砲台を築きました。

台場の中心には見事なスリバチ!

砲台の跡もそのまま残されています。

レインボーブリッジを徒歩で渡ります。ここまで歩いてきた足にとっては、この橋の踏破はかなりキツイ。

隣を走るゆりかもめがうらめしい…。

レインボーブリッジのメインケーブルを固定させる2つのアンカレイジのうち、芝浦側にあるのが芝浦アンカレイジ。ここがとりあえずのゴールです。

いやー、よく歩きました。この歩数は家を出発して帰宅までをカウントしていますが、20キロ以上は歩いたでしょう。