千葉市には「千葉三道祖神」という、三大道祖神さまがいます。
穴川神社(稲毛区)・道祖神社(中央区新田町)・道祖神(中央区千葉寺町)です。

今回はこの中から、千葉寺町の道祖神さま(創立年代、由緒ともに不明)に会いに行ってきました。

それがこちら。

台地へ登る急坂の途中に鎮座されており、大木と、鉄製の立派な鳥居、お社、石碑、そしてなぜかお社の後ろに大きく「道祖神」と書かれたコンテナがあります。(何が入っているんでしょう。気になります)

お社は鉄製の扉でしっかりと閉じられていて、屋根のはり部分に大きな柑橘類の果物がお供えされています(こうゆうのいいですね。愛を感じます!)

萌えポイントである、立てかけられた掃除用のほうきも、昭和感ただようデザインで味があります。

お社の東側にある石碑は、何か文字がかかれている様子はありません(それとも風化して消えてしまったのかしら)

(地図趣味仲間の大里さんが、この石碑も「石神」と呼ばれる石信仰の一つで、道祖神とみて良いのかも…と教えてくれました。日本古来の自然物への信仰、とても興味深いです!)

素晴らしいのは、この道祖神さまの隣にある駐車場の名前です。

〈道祖神〉駐車場


この道祖神さまの東側の坂上に、医療法人の病院施設があるのですが、ここの職員用の駐車場のようです。なんて素晴らしいネーミングなのでしょう!!これも愛!

さっそく、この子の素性を探ってみることにしました。

まず気になるのは、この場所。坂を上る細い道の途中に、まるではりつくように鎮座していらっしゃいます。

カシミール3Dで確認してみます。

やはり、ちょうど台地の端にはりついているかっこうです。

今度はこの場所を、今昔マップ(1896~1909年)で確認してみます。

黄色い丸が道祖神さま。赤い点線で囲った部分は集落のある部分です。

東側の台地の上には集落。そして西側の台地の下に田畑が広がっている。そして田畑から集落へ入る道の入口に、道祖神さまがいる。昔の暮らしの姿が見えてきました(^^)

拡大し、現在の地図と重ね合わせたものです。
ちょうど集落と田畑を隔てる道に、この道祖神さまがいたことが分かります。

最後に、図書館でこんな絵図も見つけました。
1668(寛文8)年の、千葉寺村の絵図です。(千葉市図誌上巻より)

千葉市図誌 上巻より

西側の田畑から、集落へと向かう三本の道があり、その入り口の部分に何やら小さなものが描かれています(黄色い点線で囲った部分)

これ、もしかして祠なんじゃないかな…

だとしたら、真ん中の黄色の点線で囲った部分の子がこの道祖神さまのはずです。1668年ということは350年もまえ!!!そんな時代からこの子が存在していたとしたら…
考えるだけでワクワクしますね!!

では、そろそろお暇しましょう。
千葉寺村を守っていた道祖神さま。お会いできて嬉しかった。またお尋ねしますね。ありがとうございました。

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