地図ラーイベントでお馴染みの村田忠次郎さんが開発した街案内アプリYORIPを片手に、銚子電鉄と沿線街歩きに行ってきました。

YORIPのトップ画面

メンバーは9人と少なめながら、半数の人は人の数倍しゃべる方々なので(笑)、賑やかかつ、濃厚ねっとりなイベントになりました。

ところがオープニングトークで登場していただいた銚子電鉄の竹本社長は、さらにその上を行く饒舌マシンガンでマジびっくり。朝礼のときに話していただいたほんの30分で、みんなめでたく銚子電鉄博士になりました(笑)。

竹本社長の熱弁

そして1日乗車券を購入して外川行きの電車に乗り込み、車窓の景色を楽しみ……、いや、ここでも同乗していただいた社長のトークシャワーを浴び続けます。社長兼弁士という感じでしょうか、ちなみに銚子市にふるさと納税すると社長のDJ付きの臨時電車に乗れる権というリターンもあるとのことです。

1日乗車券

1日乗車券

銚子電鉄の乗り場

車内で銚子電鉄えきクエストのチラシ発見!

そしてあっという間に終点の外川に到着。

終点の外川駅の郷愁を誘う駅舎

ここからYORIPを立ち上げてスタートします。YORIPは色々なコンテンツがありますが、その中でミッション「銚子電鉄えきクエスト」に入り、スタート画面で外川駅を選択するとこの周辺の街歩きルートと見どころが次々に現れるようになっています。

銚子電鉄えきクエストのトップ

こんな感じで案内文が現れてきます。

例えば電車の写真を撮れ、のようなミッションもあり、以下の2枚はアプリの指示によって撮影した写真です。

YORIPのミッション写真

YORIPのミッション写真

最初にアプリに誘導されたのが外川ミニ郷土資料館で、80歳超の館長さんの話を聴きます。昔の外川、今の外川、その歴史と住民目線による時代の流れを満喫しました。この小さな街の偉大な歴史と、住民から提供されたという膨大な資料に一同驚きでした。

ミニ資料館の入口

集合写真!

展示室です

見切れないほどの豊富な資料

古地図がたくさん展示されています

次に立ち寄ったのが、榊原豆腐店。なぞなぞのような看板の名店は、豆乳プリンという人気スイーツが売り物です。YORIPにはなんと、このお店の割引クーポン券も付いています。

アプリ内のクーポン券

フが10個なので豆腐屋さん

ここは外川が誇る絶景スポットで、テレビCMやPVなど様々なロケにも使われるのだそうです。坂道の先には海がある、地形が育んだ絶景は外川ならではなのです。

ロケに使われる絶景

そして海岸沿いにある地元の名店「犬若食堂」でランチです。綺麗なお店ではありませんが新鮮な海の幸を使った料理が自慢のお店で、千葉のきたなシュラン1位に輝いています。写真は「サルエビかき揚げ定食」です。すっごく美味しくて、すっごく量があって、向こう1週間は揚げ物を食べなくて済みそうなほどのボリュームでした。

きたなシュラン!犬若食堂!

※この組写真は千葉スリバチ学会会長の稲垣憲太郎さん提供です

次は銚子ジオパークの中でジュラ紀(約2億~1.5億年前)の地層が露出した場所を見ながら、伊能忠敬先輩が富士山の方角を確認して測量テストをおこなった犬若岬に寄って、外川駅に戻ります。

銚子ジオパーク

ジュラ紀の地層

そして次は観音駅を目指します。飯沼観音があるから観音駅です。駅から歩いて15分くらいで到着すると、ここでYORIPにクーポンが表示され、御守りをゲットすることができます。まさに痒いところに手が届くサービス!

飯沼観音

飯沼観音

お守りクーポン

そしてこの飯沼観音の境内には、地図ラー的にはど真ん中のストライクがあります。それは「飯沼水準原標石」で、明治5年(1872年)にオランダ人技師のリンドが水準原標石をこの地に設置して、ここを起点に日本水位尺が定められたのだそうです。その後、明治24年(1891年)に「日本水準原点」が設置されましたが、その原点はここ銚子にあったのです。

飯沼水準原標石

飯沼水準原標石

あまりの長文をになってしまうので、いくつかのスポットは省略してしまいましたが、YORIPと一緒の街歩きを大いに楽しむことができました。いつも僕たちのフィールドワークは、一緒に歩きながら所々で立ち止まって解説を加えていくスタイルで、いわば人力なのですが、このアプリはその解説をいつでも見ることができるのです。

タレントのヒロミさんがリフォームした本銚子駅の待合室

シナリオを作るのが大変だと思いますが、痒いところに手が届くマチアルキスト必携のアプリだと思いました。もっと色々なところで(特に千葉で!)できるといいですね。