千葉・地図ラーの会にとって史上最大のイベント「街歩き写真家展×地図Bar」が大盛況のうちに幕を閉じました。

12/11(月)~13(水)という平日開催にもかかわらず、会社を抜け出して(営業活動?笑)ご来場いただいた方、この日のために有休を取っていただいた方、高校の試験中で早く終わったから来たという学生さんなど、まさに万障繰り合わせて大勢の方々に楽しんでいただくことができました。

この、皆さんにいただいたパワーが千葉・地図ラーの会の原動力です。最初はできるのかどうか不安しかありませんでしたが、こうして皆さんに助けていただいてイベントを完遂することができて、まさに感無量です。

では、イベントの内容を振り返ってみます。

街歩き写真家展

開催3日間の昼間の時間帯は、4グループがそれぞれ壁1面ずつを使って自慢の写真を展示しました。今までの街歩きのときに撮ったお気に入りの写真の数々は、やはり大好きなものが被写体だけに、どれも甲乙付けがたい秀作ぞろいでした。

写真って、綺麗な景色や美味しそうな食べ物をなんとなく撮ってもあまり伝わらないものです。でも、今回のように大好きなものを嬉々として撮って、その魅力を自分でたくさん感じることができている場合は、人への伝わり方が段違いなのです。

僕はいつも街歩きのときはそう思ってシャッターを押しているのですが、今回素敵な写真たちを目の前にして、そのことを改めて実感しました。どの写真をみてもその場所の魅力がストレートに伝わってきて、それだけでテンションが上がってしまいました。

東京スリバチ学会

会長の皆川典久氏のスリバチポエムが添えられた写真たちです。スリバチ地形に魅せられ傾倒していく皆川氏の表現力が見事で、写真もポエムもついつい見入ってしまいます。

フォトブックは、今までメディアに取り上げられた記録集です。こちらも、なかなかまとめて見れる機会がないので、その場から動けなくなる人がたくさんいらっしゃいました。

稲垣憲太郎氏

千葉スリバチ学会の会長である稲垣氏はカメラの腕前も超一流。壁面には季節ごとに姿を変える東京タワーの姿が、ときにビビッドに、ときに幻想的に展示されました。

フォトブックは稲垣氏のライフワークでもある「夜の通勤路」写真集です。会社帰りに撮影した東京の刺激的な夜景の数々は、吸い込まれそうな魅力に溢れていました。

地理×女子

お茶の水女子大の地理学コースの学生さんは、色々な場所に出かけて行って、そこで出会った風景の写真を展示していただきました。撮影テクニックはもちろん、何と言っても素直にその場所に向き合って魅力を吸収する姿勢が素晴らしいと感じました。

フォトブックは地理×女子の活動紹介と、壁に掲示した以外の素敵な写真たちです。壁に掲示できたのが8枚だけですので、それをさらにバリエーションを広げた構成になりました。

千葉・地図ラーの会

主催者は千葉市の素敵な風景を8点選んで掲示しました。観光スポットではないところばかりですが、歴史を感じさせる場所は、それを体感するいちばん「いい」時刻を選んで撮影しました。

フォトブックは千葉・地図ラーの会の活動写真です。スタートから1年半、その間に主催したイベントなどの写真を並べました。振り返ってみると、どんどんマニアック寄りになっていく様子が丸わかりでした(笑)。

販売した商品

東京スリバチ学会会長の皆川典久氏の著書2点です。ちょうど第3巻が発売になるので、そのサンプルも展示しました。

地理×女子の冊子と、彼女たちがデザインしたクリアファイル2種です。

千葉・地図ラーの会も、フィールドワークに使ったイラストマップ、副会長のイラストレポート集を販売させていただきました。


カンパのリターン品

100円カンパで今回出展していただいた写真を使ったポストカード、200円カンパでポストカード+コーヒーサービスor副会長デザインの地図柄ブックカバー、300円カンパで東京スリバチ学会の皆川さん雨男缶バッジor境界協会のせいのうさん缶バッジを差し上げました。

カンパはニャーと鳴いて100円玉を持っていく猫の貯金箱に入れていただきました。

動画
会場内に用意したスクリーンに、ご提供いただいた動画をずっと流していました。

プロ写真家 山下裕之氏

宮城スリバチ学会

東京野良スリバチ学会

神谷聡史氏

原田良博氏

地図Bar 初日

19時~21時はお酒を飲みながらトークゲスト4名による語りが楽しめる地図Barです。

初日

田中幸穂 独断と偏見でみた地図志向性別心理学的分析
ツッコマーの副会長が地図地理地形が大好きな人々をバッサリ無理矢理カテゴリー分けして解析しました。まぁよくこういうことを考えるものだと感心しました。


多胡紀一郎 「多胡碑」と僕の「羊」をめぐる冒険
スリバチ界の若頭というキャッチで颯爽と登場した多胡氏は、トークセッションに初登場。情報をマシンガンのように叩き込むトークは圧巻でした。


行木弥生 千葉市民ギャラリー・いなげと、隣接する旧神谷別荘、そして稲毛海岸の歴史
コケティッシュな動作と、天然を発揮しまくって会場を大いに沸かせてくれました。


小林政能 境界の深い世界 あなた、境界越えてますよ
この業界(?)では知らぬ者がいない大御所は、テレビ出演の動画を見ながら、そして境界紹介の熱いトークなど境界の魅力を余すことなく語ってくれました。

地図Bar 2日目

小川順一 千葉・地図ラーの会ってナンですか?&今年のしくじり先生
今回は前座ということで、千葉・地図ラーの会の活動紹介のあとは、イベントでしくじっちゃった人を取り上げて詳しく解説を加えました。けっこうしょうもない内容でしたが一気に室温が上がったと思います。

地理×女子 vs 副会長 私たちと地理
地理女子チーム4人が登壇して、会場の雰囲気が一気に若返りました。発表というより、副会長とのトークショーという感じで楽しく語り合っていただきました。
このマニアックな空間で、自分が目指すことをしっかり語ってくれました。

原田良博 市川市におけるコミュニティバスの運行実態と課題
年季の入ったマチアルキストの原田氏もトークセッションには初の登壇です。最初はちょっと硬めに入りましたが、途中からはもう役立たない情報の連続で割れんばかりの喝采を浴びました。

皆川典久 東京スリバチ学会のご紹介
大トリは東京スリバチ学会の皆川会長。地理×女子ちゃんとの絡みで下がった目尻を上げ直しての発表はさすがでした。

今回はfacebookやTwitterでたくさん宣伝したおかげで、お馴染みの方々以外にもお初の方ともつながることができました。浅草橋・馬喰町という立地の良さもさることながら、参加ボタンや興味ありボタンでイベントを拡散していただき、さらにツイッターでも記事をアップするたびにたくさんリツイートしていただいたおかげです。

平日の昼間でもお客様が途切れた時間はごくわずか。3時間以上とどまっていただいた方も多く、いつも大賑わいの状態をキープできました。長居できるように、色々な工夫をしていましたので、まんまと罠にかかっていただいた感じです(笑)。

皆さんに楽しいと言っていただき、ずっとこの空間で過ごしたいと思っていただくのは最高に嬉しいことです。地図を囲んであーだこーだ話し合うのは本当に楽しい時間なのです。

地図という共通の大好物があるからこその楽しさ。専門性はあるものの概念が広すぎて絞れない「地図」という領域は、言い換えてみればかなりたくさんの人が楽しめる要素があるということなのです。

4W1Hでも2番目であるwhereは、いま興味を持つ若者も着実に増えてきていますので、これからますます充実してくることでしょう。

僕たちも、このイベントをやり遂げたことで、たしかな手ごたえを感じています。こんなに大掛かりで、リスキーで、大量の時間を要するイベントはやったことがありませんでした。

ご来場いただいた方々から、次回を楽しみにしています!というコメントを。スケジュールが合わず参加できなかった方々からも、来年もやりますよね?とコメントをいただき、終わったばかりなのにもう次の場所を考え始めたりしています(笑)。

いま、少々燃え尽きっぽくなっていますが、まだまだイベントが目白押しです。また、皆さんに喜んでいただける企画を練っておりますので、引き続きどうぞご贔屓に、よろしくお願いします。