ついにこの企画が実現しました。千葉市内のフィールドワーク!!

千葉スリバチ学会さんと千葉・地図ラーの会のコラボ企画だったら、やっぱり場所は県庁所在地になるでしょう。しかも、まだ誰もフィールドワークをやってない処女地、かつ、ブラタモリも来ていないという未開の地ですから。

でも、僕たちにとっては千葉市は生活の場であり仕事の場でもある、何を今さらの場所。当たり前にそこにある街を語ることができるのか?しかも僕は生まれも育ちも千葉市ではないので、基礎知識はほぼゼロ。それでも決まったからには気合いを入れて、皆さんに千葉市の魅力を存分にお伝えしつつ、大いに楽しんでいただけるプランを考えることにしました。

まずは恒例、お手伝いをお願いしている方々と飲み会がてらのミーティングを開き、どんなところを見たいのかをヒアリングさせていただきました。そしたら、最初のリクエストが何とモノレール!!

えええっ??モノレール?ものれーる???

僕たち千葉市民にとっては、いつも頭上を走っているモノレール。ほとんど意識したこともないし、その方面に用がなければ乗ることはありません。

でも、懸垂型のモノレールとしては世界最長でギネスにも登録されているし、千葉駅の天空都市イメージはモノレールによるところも大きいのは事実。

ということでK重鎮の要望がめでたく採択されて、モノレール乗車が決まりました。コースは千葉駅~動物公園駅、そこで下車してモノレールの車両基地の周りを歩くことにしました。

僕たちがこのプランを考え始めたときに、まず思い浮かべたのは実は亥鼻山でした。亥鼻山には千葉城(郷土博物館)と千葉大学亥鼻キャンパスがあります。

そしてここは千葉開府の地でもあります。千葉市がここまで発展した最初のきっかけがここにあった亥鼻城なのです。お城ですから立地は例にもれず高台が選ばれます。そう、下総台地の先端にある舌状台地である亥鼻山は絶好のロケーションだったのです。

僕たちが愛してやまない地形の話と歴史の謎解きもできる亥鼻山は、これ以上ない題材で、しかも千葉大学のキャンパス内には、スリバチストの皆さんにぜひご覧に入れたいA級スリバチもあります。やっぱりここは外せません。

基本的に平坦というイメージが強い千葉市ですが、実はけっこう高低差があります。この亥鼻山もそうなのですが、海沿いにはさらなる高低差を楽しめる場所があります。その名は稲毛の旧海岸線。

千葉市の海岸沿いは全て埋め立てされているので、海の近くにあるわけではないのですが、埋め立て前には海岸に張り出す切り立った崖があった場所です。これも下総台地の舌状台地で、大正時代から別荘地として人気があり、今でも台地は高級住宅街になっています。

この3つのコースを順番に回って、千葉市のエッセンスを感じ取っていただける設定としました。

十分に長さのある前置きはこのくらいにして(笑)、さぁ当日の様子を振り返ってみましょう。


集合は千葉駅です。この日のために作ったフラッグが目印です。


モノレールの車両基地は動物公園駅から徒歩です。


モノレール車両基地の前で記念撮影です。雨の中でしたが皆さんいい笑顔です。


萩台にある白幡神社は不気味なムードが漂います。


千葉駅前大通りは戦後に作られた計画道路です。幅50メートルあります。


千葉開府の父、千葉常胤公の胸像はシャッターの前なのです。


千葉神社は千葉氏の守護神が祀られている神社です。


千葉神社のことはついつい説明にも熱が入ります。


国道51号佐倉街道の起点は広小路交差点にあります。


古くからの交通の要所である広小路は、戦後しばらくはラウンドアバウトの交差点でした。


ここは亥鼻山の登山口(?)、いやいや千葉大学キャンパスの入口です。


千葉城(千葉市郷土博物館)の前で副会長の解説です。


千葉大学医学部の正面玄関です。病院として建てられた荘厳な建物です。


亥鼻山の上にある千葉大学亥鼻キャンパスは緑豊かな環境なのです。


ここは七天王塚の1つ。千葉大学病院の敷地に北斗七星の形に並ぶ古墳です。


千葉都市モノレールの終点「県庁前」駅は回廊になっています。関東の駅百選にも認定されています。


稲毛旧海岸線の解説は、千葉スリバチ学会の稲垣会長です。


稲毛公園の黒松林の中にある「根上がりの松」です。


千葉トヨペット本社は、千葉市役所として使われた建物が移設されたものです。


国道357号にかかる稲毛陸橋は車道と歩道橋の2階建てです。


夕闇が迫る中、黙々と高層歩道橋を昇るマチアルキストの皆さん。

そして、この日は東京新聞の記者さんにも同行していただき、こんな素敵な記事にしていただきました。


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