【レポート】2017.5.21 東京野良スリバチ学会7.0 番町麹町~外濠寸止めスペシャル

東京野良スリバチ学会さんのフィールドワークに初参加してきた。今回のコースはマップのとおりなんだけど、市ヶ谷駅から終点の飯田橋まで、千代田区の中では全体的には台地になっている番町麹町地区の中で、スリバチになっている部分を選んで縫うように歩くコース。

本日のルートマップ。法政大学からスタート。

僕は千代田区出身なので地元と言えば地元なんだけど、僕が育ったのは下町の神田。つまり皇居の東側なので、同じ区内でありながら、あまり足を踏み入れたことがない場所だ。

この番町麹町地区は神田とは明らかに雰囲気が違う。江戸切り絵地図を見ると一目瞭然、町人の住まいだった神田に対して、番町麹町は幕府の役人の居住地だった。Wikipediaによると番町地区は「江戸時代の旗本のうち、将軍を直接警護するものを大番組と呼び、大番組の住所があったことから番町と呼ばれた。」とある。その後は都内屈指の高級住宅街となり、山の手の代表格のような街となった。

今では広い敷地を活用してマンションやオフィスが立ち並び、当時の面影はなくなっているけど、その空気感だけは当時から引き継がれているようだ。歩く道すがらには名門校が多く、著名人の居宅跡なども点在し、神田とは異なる歴史と文化を味わうことができる。

滝廉太郎の居宅跡

集合場所は市ヶ谷駅近くの法政大学ボアソナードタワー26F「スカイホール」。今回は同大学の岩佐明彦先生のご尽力により、写真のような素敵かつ絶景のホールを使わせていただいた。こんな素晴らしい環境で研究に励んでみたいと思ってしまった…。1日ここにいたいなぁとも(笑)。

受付でコースマップをゲット

法政大学ボアソナードタワー26F「スカイホール

法政大学ボアソナードタワーから見る市ヶ谷方面

法政大学ボアソナードタワーから見る飯田橋方面

さて、今日の目的であるスリバチなんだけど、清水谷、樹木谷、御厨谷という、かなり窪んだ場所を堪能できる。都会の街中でこんなに急な坂があるのは意外な発見だった。今回は千代田区にある57の坂のうち、約4割の21の坂を味わうことができるそうだ。

一口坂

三円坂

ビルの谷間を歩く

四ツ谷付近の外濠

60人の大行列が歩く

清水谷

御厨谷からの上り

神田方面から行くと九段坂から先は台地になるのはわかってたんだけど、その高台の中でも内堀に向かう水の流れがあった場所だけはやはりスリバチになっているのだ。

千鳥ヶ淵と半蔵濠の間で

途中途中で会長の説明も!これが楽しい!

扉を思わせる階段の模様

千鳥ヶ淵

ビルの入り口にある地図のオブジェ。赤坂プリンスホテルの表示も!クリックで拡大します。

千代田区が麹町区と神田区に分かれていた頃の表札

この日は30度を超えるという、5月にしてはとても暑い日で、途中ではスリバチを堪能するというよりも必死に付いていく感じになってしまった。それでもアクエリアスを飲みながら、アイスクリームも補給しながら、最後まで踏破することができた。ゴール直前の九段坂と靖国神社を見たときは、光明を見たというかガッツポーズが出てしまうハイ状態だった。

この九段坂も葛飾北斎の絵を見ると、もっともっと急坂だ。明治時代にできたという灯台も間近に見ることができる。

葛飾北斎が描いた急坂の九段坂

品川沖を行きかう船が目印にしていた高燈篭(常燈明台)は九段坂の頂上にある。

平将門を祀る築土神社

スリバチの底から這いあがる(電チャリも出番!)

スリバチの底から這いあがる

結局この日の歩数は約25,000歩。数年前に1人で1日かけて銚子を歩き回ったときと同じくらいだけど、何しろたったの4時間くらいで、しかも先頭がかなりのハイペースで引っ張ってくれたもんだから、ゴールしたときはもう疲労困憊。反省会でビールを流し込むまでは口もきけない状態だった。

しかし、ビールが胃の中に入ると、驚くほど元気回復(笑)。反省会と言いながら反省はソコソコに、あっちこっちに動き回って皆さんとたくさん話すことができた。そして、千葉・地図ラーの会のこと、イベントのこともたくさんお知らせすることができた。

幹事さん、ご参加の皆さんと一緒に歩いてしゃべって飲んで、ホント楽しい1日を過ごすことができました。やっぱり地図は楽しいですなぁ!!またぜひ一緒に地図を楽しみましょう!

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