【イベントレポート】2017.4.2(日)桜の季節に佐倉に行こう!

今年2回目のフィールドワークは、千葉県随一の城下町であり、桜の名所であり、高低差がある地形という三拍子揃った佐倉を行脚してきた。「まち歩きスト」にとってはメジャーな場所なので、既知の情報が多いと思われるのだが、開設してから1年に満たない千葉・地図ラーの会にとっては未踏の地。今回は事前に十分なリサーチをおこなって万全の備えをもってフィールドワークに挑んだ。

集合は京成佐倉駅(千葉駅からだとけっこう不便だ…orz)。駅のすぐ近くにある佐倉市観光協会には今回とてもお世話になった。市内のマップ「佐倉散歩」や、佐倉城の解説も載っている「佐倉城址さくらまっぷ」を人数分いただいたり、駐車場や飲食店の情報や混雑度合いまで、実にたくさんの貴重な情報をご提供いただいたおかげで、スムーズな運営をすることができた。

行程はこの図のとおり、佐倉の観光スポットをぐるっと1周するコースにした。

これはカシミール3Dというアプリからダウンロードした、佐倉の地形図。

佐倉の地形図まずは京成佐倉駅から国立歴史民俗博物館を目指す。この辺りは低地になっていて、そのまま歴博のゲート付近まで歩くと、そこには佐倉城の外堀がある。この外堀は一部分しか残されていないが、かつては佐倉城をぐるっと1周していたそうだ。

その外堀を渡って歴博のゲート(田町門)を過ぎると急勾配の登り坂(愛宕坂)が現れる。ここは自然の地形を巧みに利用した築城ということが読み取れる。

歴博のゲート(田町門)

田町門近くの外堀

歴博の案内板

歴博の巨大な建物を過ぎて佐倉城址公園に入ると、やはりお花見目当ての人が増えてくる。そうは言っても広い公園だし、桜の木も50品種1,100本もあるので、事前に行って場所を確保する必要はなさそうだ。ただし、出店の数がそれほど多くないので、お花見宴会する場合は飲食の持ち込みは必要だろう。

本丸が花見客で大賑わい

佐倉城の本丸での宴

僕たちは本丸跡に腰を落ち着けて、まずは三分咲きの桜を堪能しつつ宴を楽しんだ。その間にオプショナルツアーとして数名で、本丸のすぐ真下にあるもう一つの外堀まで下りてみた。佐倉城には石垣はないのだが、スキーで直滑降はできないくらいの急勾配になっていて、本丸の守備という観点からは満点に近いのではないだろうか。出丸も2ヵ所あって、おそらくここからの攻撃に対しては、まさに難攻不落の構えだったと思う。出丸の桜はほぼ咲いてなかったので、それはまことに残念だったが…。

本丸から外堀に下る急勾配

外堀に沿って遊歩道がある

そして本丸を後にして僕たちは姥ヶ池に向かった。三の門の外側にある空堀を駆け下り&駆け上り、そこから一気に姥ヶ池を目指して降りていく。池も空堀もすべて以前は水をたたえていたと思うと感慨深いものがある。

三の門の空堀を下る

姥ヶ池はひっそり感

姥ヶ池もけっこうな急勾配の下にある

そして佐倉東高校を右手に見ながら大手門に進み、市民体育館を右折してまたまた一気に急勾配を下っていく。このルートも事前のリサーチあってのコース取りだ。そしてほどなく左手に現れる「ひよどり坂」をまた一気に登る。ここは侍の杜と呼ばれる竹林で、独特の風情が通る人を飽きさせない。

忍者が出てきそうな「ひよどり坂」

そしていよいよ武家屋敷では、3軒の家をまわった。部長級といわれる旧河原家、課長級の旧但馬家、係長級の旧武居家で、ランク(身分)によって家の広さや作りに差がつけられている。中はその頃にタイムスリップしたような実に良い雰囲気を味わうことができる。

武家屋敷の外観

家の周辺も面白い

武家屋敷の中もいい雰囲気

しかし武家屋敷として保存されている家は少なく、それ以外は一般の家庭が多い。それでもよく見るとどの家も必ず盛り土がされて道路よりも高い位置に作られている。これは、馬に乗った状態でも家の中を覗かれないように、一段高いところに家を建てていた名残なのだそうだ。スリバチ学会さんのおかげで、こういうところに敏感になっている自分が何とも愛おしい(笑)。

それから、縁結び希望者が多かったので、佐倉の総鎮守である麻賀多神社に寄って、町人たちが住んでいた町屋である、新町に歩を進める。ここがいちばん商業施設が多い賑やかな場所だ。

麻賀多神社

麻賀多神社でおみくじ

新町

新町

そろそろ喉も乾いて糖分補給を訴える人もいたので、佐倉市美術館の1階にあるカフェ ブォナ ジョルナータ(Cafe Buona Giornata)で休憩とした。このお店も佐倉市観光協会さんのオススメだったんだけど、食事もできるしスイーツもあるし雰囲気もいいし、なかなか快適なカフェだった。美術館の外からは、ここにカフェがあるようには見えないので、きっとそれほど混雑もしないんだろう。13人という大人数でもまとまって座ることができた。

カフェ ブォナ ジョルナータ(Cafe Buona Giornata)

これにて、今回のフィールドワークは終了。歴博、佐倉城、お花見、地形、武家屋敷のことを語り合いながら、ここでお開きとした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。まだまだ佐倉の隅々まで満喫したとは言えないけれど、機会あればもっともっと掘り下げて、魅力を見つけに出かけて行こうと思います。

ザ・スリバチ

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